こんばんは、自称管理人のVistaです。
相変わらず月1回の更新ペースですね。
まーなんやかんやありましたが、後日書きましょう。
今日はこれがテーマ。
「Skype for iPhone」
バージョン2.1になり、iOS 4の(似非)マルチタスキングに対応しました。
それにより、Skypeのバックグラウンド待ち受けに対応したわけです。
早い話が、Skypeを起動しておけば他のアプリを使っていてもSkypeの通話やチャットを受けることが出来るということですね。
さて、このバージョン2.1が発表されたとき、このような記事がTwitter等で広がりました。
・
iPhoneユーザーはSkypeを使わない手は無い!料金一覧&ホワイトプラン料金を比較してみた -
ひとぅブログ(2010/07/25 投稿)
ボクはこの記事を読んだとき、
・Skypeは3G回線を利用する→パケット通信が増えるので、SoftBankMobileの1.2GB制限に引っかかりやすくなるのではないか?
・Skypeアプリを常駐させておくとバッテリが持たないのではないか?
・そもそも安定して通話ができるのだろうか
などという疑問を抱きました。
まぁこの記事自体、「通話料金を浮かせる」ことを目的とした記事なのでそのあたりは問うてないのでしょうが。
なのでボクはそのあたりを検証していきたいと思います。
1つ目は、ひとぅブログさんのほうにも
>なお、Skypeはインターネット回線を利用しますので、パケット通信を大量に使います。パケット通信量を節約されている方は、ご注意ください。また、ソフトバンクモバイルは1ヶ月のパケット量が1.2GBを超えた場合、速度制限されることがあります。Skypeの通信量はまたの機会に調べて、記事に書きたいと思います。パケット通信量にはご注意の上、ご利用いただきますよう、お願いします。
と明記されており、いくらかの負担はかかると思われます。
ちなみに、1.2GB規制に引っかかる恐れがあるかどうか判断するには、確定前料金を参考にすると良いです。
確定前料金が100万円を超えていると、翌々月規制に引っかかる可能性があります。
(規制とは、夜間等混雑時間帯においてSBMのほうで通信速度を抑えられてしまうということです。)
そして今回ボクが実験したのは2つ目。
バッテリの持続時間です。
Skype for iPhoneを使ったことのある方は分かると思いますが、非常に重たく、バッテリの消費が早くなります。
多分CPUを多く利用するのでしょう。(未検証)
今回は、どのくらい影響をうけるのかを試してみました。
テストは、
・iPod機能を利用し、音楽を再生しながらバッテリ残量が90%になるまでの時間を計測する。
また、その時のメモリ状態を確認する。
というものです。
出来る限り実際の条件に近づけたつもりです。
テスト条件は以下のとおりです。
音量・・・下から6番目
輝度・・・固定、真ん中より少し下くらい(図を参照、一応OSデフォルト値)
自動ロック・・・オフ
プッシュ通知・・・オン
3Gネットワーク・・・オン
無線LAN・・・オフ
サイレントモード・・・オフ
共通起動アプリ・・・Settings、iPod、memstatus、Clock
なお、iPhoneは位置を固定し、SoftBankの電波は5本すべて立った状態です。
通信回線は

これくらい速度が出る場所です。
また、メモリ状態を安定させるためにテスト前に一度再起動をしています。
さて、計測結果ですが、次のようになりました。

Skypeがバックグラウンドで控えている状態のほうが、Skype未起動の時に比べ
約6割しかバッテリが持たないのです。
仮に、この状態で過ごしたとしましょう。
Skypeを立ち上げていなければ13時間持続するものが、Skypeをバックグラウンドで控えさせているだけで7.5時間しか持たなくなります。
実際の例に当てはめてみます。
13時間だと、午前7時に出社して午後8時に帰ってくるまでは使える計算になります。
しかし、7.5時間だと午後2時半にはバッテリが無くなってしまいます。
もちろん、これは液晶をずっと
オンにした状態で音楽を再生しているので実際にはもっと持続すると思われます。
このような状態で、果たしてSkypeは電話として使えるのでしょうか。
ひとぅブログさんでは発信専用につかうと良い、と書いてあるのですがまさにその通りかもしれませんね。
これを待ち受けに使うことは
不可能に近いと思われます。
では、その発信専用としてつかうとすると、どのくらいバッテリの負荷が変わるのでしょうか。
次回、それについて検証してみようと思います。
3つ目の通話の安定性。
これは、ほんとにひどいです。
回線状態が悪いところだとぷつぷつ切れますし、アプリもしょっちゅうクラッシュします。
これは使ってみないと分からないでしょうね。
さて、こんな感じでいい加減に検証してみましたがどうでしょうか。
ぼちぼちとこのようなくだらない実験をしていこうと思いますので、バンバンご指摘いただけると嬉しいです。
それでは。